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地震保険と災害時の全額補償



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地震保険と災害時の全額補償について

非常に大規模な震災があった場合、地震保険によってその損害は全額補償されるのでしょうか?

日本は非常に地震の多い国で、一度に大規模な損害が発生する可能性がとても高いです。このような状況下で、地震保険を損害保険会社が引き受けるということになると大変なリスクが伴うため破綻の危険性もあります。

また、地震については災害の発生時期や発生頻度の予測も難しいので、大数の法則で保険料を算定することも困難です。

こうした理由により、地震保険については政府が再保険という形で支援することにより補償を引き受けています。

▽政府の再保険とは?

具体的には次のような割合で再保険額が決っていて、一つの地震に対しての支払保険金額は総額5兆円が限度になっています。

総支払金額 政府負担 損保負担
750億円以下 0% 100%
750億円〜1兆3118億円 50% 50%
1兆3118億円〜5兆円 95% 5%


なので、もしも、保険金の総額が5兆円を超えてしまった場合には、次の計算式で一定の金額が減額されます。

◎支払保険金額=計算された保険金の額×5兆円/計算された保険金の総額


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耐震構造・免震構造・制震構造について

新耐震基準が1981年に始まりましたが、それ以降に建ったマンションも震度5程度までの地震についてはほぼ被害がないように耐震性能が強化されています。

最近では、単に壁や柱などの基礎が強化された「耐震構造」だけではなくて、「免震構造」「制震構造」というような、資材が地震のエネルギーを吸収できるような構造を取り入れたマンションも増加しています。

マンションを購入する際には、地震のリスク、建設コスト、メンテナンスコスト等を考慮してどのタイプの構造にするか判断することが大切です。

▽耐震構造とは?

耐震構造は、柱や梁を太くするとか壁を増やすとかして、基礎の部分を強化することで、震度7クラスの大地震でも建物の揺れへの耐震力を備える仕組みになっています。

▽免震構造とは?

免震構造というのは、建物と土台の基礎との間に免震層を置いて、地震の揺れが直接建物に伝わるのを防止する仕組みです。この仕組みですと、免震効果が高く家具などの転倒被害が減少するというメリットがある反面、工事費が高くなるのと定期的な装置取替え工事が必要などのデメリットもあります。

▽制震構造とは?

制震構造というのは、高層マンションに多い構造で、建物の内部に弾力や粘りのある資材等で作成されたダンパー等を設置して、地震の揺れやエネルギーを吸収し和らげる仕組みです。家具の転倒や移動の被害は極めて少ないのがメリットですが、高コストなのがデメリットです。

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