地震保険と全損・半損・一部損について
▽地震保険の補償は?
地震保険というのは、保険対象が建物と家財で、地震や噴火を原因とする火災や損壊、流失や埋没などによる損害を補償する保険です。この地震保険は火災保険に付帯して加入することが前提になっています。
また、契約金額には火災保険の30〜50%以内という制限があり、建物は5,000万円、家財は1,000万円となっています。
もし、地震による損害の補償を厚くするのであれば、JAの建物更正共済や全労災の自然災害保障つき火災保険などへの加入も検討してみるとよいかもしれません。
▽支払われる地震保険は?
地震保険というのは、その損害の程度によって補償される金額が異なりますが、このときの金額の判断にされる基準というのが、全損・半損・一部損の3種類ということになります。
●全損とは?
・建物
基礎や柱などの主要構造部の損害額が時価の50%以上、または流失・焼失した部分の床面積が70%以上の場合
・家財
損害額が時価の80%以上の場合
●半損とは?
・建物
基礎や柱などの主要構造部の損害額が時価の20%以上50%未満、または流失・焼失した部分の床面積が20%以上70%未満の場合
・家財
損害額が時価の30%以上80%未満の場合
●一部損とは?
・建物
基礎や柱などの主要構造部の損害額が時価の3%以上20%未満、または床上浸水の場合
・家財
損害額が時価の10%以上30%未満の場合 |
地震保険の再保険について
地震保険の場合は、1災害の損害が保険会社の担保能力を大幅に上回る可能性があるという性格を有しています。
よって、地震保険については、日本地震再保険会社への再保険、損害保険会社、政府への再々保険という3段階の形式で確立されています。
ちなみに、日本地震再保険会社というのは、主な損害保険会社各社が資金を出し合って設立されている損害保険会社のことで、家計地震保険における再保険業務を主な目的としています。
▽地震保険の再保険の3段階とは?
●第1段階
損害保険会社は、各地震保険契約者が損害保険会社と契約した地震保険全額について、日本地震再保険会社と再保険契約を締結しています。
●第2段階
日本地震保険会社は、損害保険会社から引き受けた保険責任のうち、損害保険会社が負担すべき一定の割合分について、各損害保険会社と再保険契約を締結します。
●第3段階
日本地震保険会社は、損害保険会社から引き受けた保険責任のうち、国会の承認を得られた一定割合分について、政府と超過損害額再保険契約を締結します。これについては政府が負担することになります。 |
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